ゲーム詳細:
1994年に発売された本作は、ジャレコメガシステム32のハードウェア性能を活かし、極めて優れたグラフィックを実現しています。ゲームキャラクターは巨大で、筋肉の質感も鮮明に描かれており、重いパンチがヒットするたびに明確な画面振動のフィードバックがあります。複雑なコマンドリストは存在せず、ジョイスティックとボタンの組み合わせでジャブ、フック、アッパーカット、そしてサイドステップやガードといったアクションを繰り出します。キャラクターごとにリーチ、移動速度、パワーの性能が大きく異なり、例えば、オーストラリア出身の巨漢ボクサー「ビフ」はパワーで圧倒するスタイルを得意とし、日本人ボクサーの「ホリウチ」はスピードを活かした戦い方が持ち味です。この性能差により、プレイヤーは対戦相手のスタイルに合わせて攻防のリズムを調整する必要があります。
ゲーム攻略:
- 防御からの反撃(パリィ&カウンター)をマスターする:このゲームで生き残るための鉄則は、打ち合いではなく観察することです。相手が強打を繰り出そうとした時、的確なサイドステップやガードで隙を作り出します。回避に成功すると、相手は一時的に「硬直」状態になります。この瞬間に素早くコンビネーションを叩き込むことで、極めて高い瞬間ダメージを与え、相手のスタミナゲージを大幅に削ることができます。
- リーチの優位性を活かす(レンジコントロール):キャラクターごとに攻撃の届く距離(リーチ)は異なります。もし長身の選手を選んだなら、できるだけ安全な距離を保ち、ジャブで牽制しながら相手の体力を削っていきましょう。もしインファイタータイプの選手を選んだなら、サイドステップで素早く相手に接近し、フックでボディを攻撃する必要があります。この戦法は相手の移動速度を効果的に制限できます。
- フィニッシュムーブのコツ:相手のライフがゼロになり、ふらつき始めたら、急いでとどめを刺そうとしないでください。この時にタメて強力なアッパーカットを放つと、非常に迫力のある「K.O.」演出が発生し、相手をリングの外まで殴り飛ばすことさえ可能です。
- ラスボス「ドレフ・ヴァローナ」への対策:このロシア人チャンピオン(『ロッキー』のイワン・ドラゴへのオマージュ)は、パワーが非常に強力です。彼と戦う上での鍵は、安易にロープ際に追い詰められないことです。リング中央でサークリングを続けながらチャンスを窺い、深追いは禁物です。コンビネーションをワンセット決めたらすぐに下がって防御に徹し、ヒット&アウェイで相手のスタミナを削り切ることが、勝利への唯一の道です。