『パワースパイクス』は、1991年にビデオシステム社からアーケード向けにリリースされました。本作は、同社の名作スポーツシリーズ『スーパーバレー』(Super Volleyball)の続編にあたります。舞台は白熱する国際バレーボール選手権。プレイヤーは中国、アメリカ、日本、イタリアなど、世界の強豪男子バレーボールチーム8か国から1つを選び、世界チャンピオンを目指します。本作は独特なサイドビュー(横方向の視点)を採用しており、レシーブ、トス、そしてフロントからのスパイクといった実際のバレーボールにおける戦術的な連携を忠実に再現。鮮やかなグラフィックと選手の滑らかな動きにより、競技ならではの緊張感溢れる対戦を楽しめます。
ゲームの核となるのは、サーブ、レシーブ、スパイクのタイミングをいかに掴むかです。操作は主に方向キーと2つのボタン(Aボタン:アタック/スパイク、Bボタン:ブロック)を使用します。
サーブ時、キャラクターがボールを最高点まで上げた瞬間にAボタンを押すと、強力な「ジャンプサーブ」を放つことができます。守備では相手スパイカーの踏み切り位置を注意深く観察し、あらかじめ選手を移動させてからBボタンで2人ブロックを跳ぶことで、直接得点したりボールの威力を弱めたりすることが可能です。基本的な攻撃パターンは「クイック」と「時間差」です。レシーブがセッターに返り、トスを上げる瞬間に方向キーの前とAボタンを押すと、相手の守備を翻弄する近距離クイック攻撃を発動できます。AIレベルが高くなる終盤のチーム(アメリカやイタリアなど)に対しては、闇雲に打つのは禁物です。「打ち分け」(スパイクを打つ瞬間に方向キーの上下を入力)を駆使し、守備の隙間を狙いましょう。攻守の適切なリズムを保てば、全ステージクリアも目前です。