『メイド イン ワリオ』は、2003年に任天堂がゲームボーイアドバンス(GBA)で発売した、初代のクセになるミニゲーム集です。
『メイド イン ワリオ』は、任天堂開発第一部(R&D1)によって制作されました。物語は、欲張りなワリオがテレビでゲーム産業が儲かるというニュースを目にし、ダイヤモンドシティに「ワリオカンパニー」というゲーム会社を設立するところから始まります。彼は、ディスコ好きのジミー・Tやゲーム好きのナインボルトといった、個性豊かな一癖ある友人たちを雇ってゲームを開発させます。本作には、1つわずか3〜5秒という、極めてシンプルながら独創的な「プチゲーム」(Microgames)が200種類以上収録されています。レトロなピクセルアート、実写写真、落書きなどが融合したシュールなアートスタイルとナンセンスなユーモアで世界中を席巻し、任天堂を代表する独創的なIPの一つとなりました。
コアとなるゲーム性は、「瞬間的な理解力」と「超速の反応」にあります。
各プチゲームが始まる直前の1秒間に、画面中央に「よけろ!」「とべ!」「すえ!」「きれ!」といった短い指令(動詞)が表示されます。プレイヤーは瞬時にその指示と画面の状況をリンクさせなければなりません。操作は極めてシンプルで、基本的には十字ボタンとAボタンのみを使用します。ステージが進むにつれてBGMのBPM(テンポ)が速くなり、反応時間が短くなっていくため、反射神経を研ぎ澄ます必要があります。まずは、ナインボルトの「任天堂レトロステージ」から攻略するのがおすすめです。『スーパーマリオブラザーズ』や『ゼルダの伝説』といった往年の名作をオマージュした内容で、ルールが理解しやすいのが特徴です。各キャラクターの最後には時間制限のない「ボスステージ」(ブロック崩しや横スクロールシューティングなど)が用意されています。焦ってボタンを連打せず、冷静に対処しましょう。ボスを倒すことで次のキャラクターや、さらなる「おまけのおもちゃ」が解放されていきます。