『シルクワーム』(SilkWorm)は、1988年に日本のテクモからアーケード向けにリリースされました。ゲームの舞台は近未来のSF軍事紛争で、プレイヤーは「MH-C2」と呼ばれる地球規模の軍事防衛コンピュータ・システムを破壊することを目指します。本作最大の特徴は、2人協力プレイ時におけるユニークな「非対称な自機」の設定にあります。1Pは全方位への対地・対空能力を持つ攻撃ヘリコプター「G-616」を、2Pは地上でジャンプし砲台の角度を自由に変えられる装甲車「W-15」を操作します。この陸空立体的な連携プレイは当時のシューティングゲームの中でも一線を画しており、グラフィックやサウンドも同時代の作品の中で群を抜いていました。
攻略の鍵は、2つの自機による機能補完と息の合った連携にあります。ヘリコプターは主に高空からの制圧と大型ターゲットの撃破を担当し、機体の機動力を活かした8方向移動で広範囲にわたる回避を行うのがコツです。一方、装甲車は地上防御と死角からの強襲を得意とし、ジャンプボタンと方向キーを組み合わせた「ローリング回避」が核心となります。この回転中は無敵状態になるため、致命的な弾幕を回避するのに有効です。
ステージ内に登場する双発の補給機を破壊すると、追尾弾、シールド、全画面ボムなどの様々な特殊アイテムが出現します。これらを2人で同時に撃つことで、アイテムをパワーアップさせることも可能です。ステージ4の巨大装甲列車ボス戦では、ヘリコプターが上空で火力を引きつけながらコア砲台を攻撃し、装甲車は地上から斜め撃ちで履帯や下部のミサイルポッドを破壊しましょう。2人の位置が重なると弾幕が集中してしまうため、距離を保って立体的なクロスファイアを展開することがクリアへの近道です。