『ワールドヒーローズパーフェクト』は、「ワールドヒーローズ」シリーズの4作目にして最終作です。本作はシリーズの象徴である「デスマッチ」モードを継承しており、このモードでは一部のステージにトゲの壁や電流といったトラップが仕掛けられており、戦闘の戦略に影響を与えます。キャラクター陣には、忍者の服部半蔵、ゼウス、ジャックなど、シリーズの全ファイターが登場し、各キャラクターは独自の通常技、必殺技、そして絶大な威力を誇る「超必殺技」を持っています。本作の最も重要な改良点は、新たに追加された「パーフェクトモード」です。このモードでは、全キャラクターのスピードとバランスが調整され、コマンド入力も統一されたことで、当時の主流であった『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズに近い対戦感覚を実現し、本作の最適なプレイスタイルと見なされています。さらに、複数のミニゲームを収録した「オリンピックモード」も用意されており、娯楽性を高めています。商業的な影響力ではSNKの『ザ・キング・オブ・ファイターズ』や『サムライスピリッツ』には及ばなかったものの、完成されたシステムと独特のスタイルで、NEOGEOのクラシックな格闘ゲームライブラリの中で確固たる地位を築いています。
『ワールドヒーローズパーフェクト』をマスターするには、まず「パーフェクトモード」を選択し、それに慣れることが最優先です。このモードはバランスが最も優れており、競技対戦におけるデフォルトの選択肢となっています。このモードでは、全キャラクターの移動と技の発生速度が統一的に最適化され、コンボの成立条件も緩やかになっています。プレイヤーは「ジャンプ強攻撃 → 立ち強攻撃 → 必殺技」という基本コンボを重点的に練習すべきです。
キャラクター選択においては、服部半蔵がバランスタイプの第一候補です。彼の「烈風手裏剣」は遠距離での牽制に有効で、「影分身」や「瞬間移動」は奇襲のチャンスを作り出すため、初心者が立ち回りの概念を築くのに適しています。パワータイプのキャラクターである呂布は、スピードは遅いものの、「地上衝撃波」や「空中からの斬撃」の判定が非常に強く、強攻撃のダメージも高いため、相手のミスを突いて手痛いコンボを決めるのが戦術の核となります。テクニックタイプのキャラクターであるジャックは、「ロープでの捕獲」や「姿を消す技」を駆使して心理戦を仕掛け、ペースをコントロールしたいプレイヤーに向いています。
システムの深い活用が鍵となります。ゲーム中、「超必殺技」は体力が4分の1以下で、かつパワーゲージが1本以上ある時にのみ発動可能です。その威力は絶大で戦局を覆すことができますが、無闇に使うのは禁物です。「デスマッチ」モードでは、ステージのトラップに常に注意を払う必要があります。例えば、相手をトゲの壁際に追い込んでから投げ技を使えば、追加ダメージを与えることができます。飛び道具を多用するキャラクターに対しては、的確なジャンプや素早いしゃがみ弱攻撃を駆使して対処しましょう。「パーフェクトモード」で1~2人のキャラクターに絞り、その中心となるコンボと対空技を練習し続けることが、上級者への確実な道筋です。